日帰りの旅  倉敷・美観地区

岡山に用事があり・・・せっかく家族で、岡山まで来たので、日帰りとは言いながら、どこにも行かずに大阪に帰ってはもったいないと思い、倉敷の美観地区に行って見ることにしました!

5年前だったか、10年前だったか・・・1度だけ行ったことはあったんですけどね。

倉敷・美観地区の街並み

 

倉敷の美観地区と呼ばれる通りを歩いていきます。とても、いい雰囲気の街並みです。美観地区に入ってすぐ左手側に、岡山名物「むらすずめ」のお店「橘香堂美観地区店」があります。ここでは、むらすずめの手作り体験が出来るということでしたので、入ってみました。店頭から、ガラス越しに手作り体験をしているのを見ることが出来ます。誰も体験する人がいない場合には、職人さんがむらすずめを焼いています。行ってみると、前に体験をしている人がいたので、待って私たちもやってみることに!体験は1人約5分ほどです。(1人500円:3個)

              美観地区                          橘香堂

 

私と子供がやることにし、1000円払って、まずは私がやったみました。(1人ずつ順番にします。)生地を3枚広げて、1枚ずつ手で裏返します。(←これが熱い!)その上にあんこを乗せて、一箇所ひだをつけて2つ折にして「むらすずめ」の完成です!1人3個作らせてもらえます。子供の場合、小学生以上が体験可能なので、4年生の息子もやってみたのですが、裏返したり、熱いところは、やけどをすると大変なので、教えてくれる人が半分ぐらい手伝ってくれていました。とにかく熱かったです。^_^;

息子が「むらすずめ」製作中!!!

 

完成した「むらすずめ」です!売り物よりは若干色づいていますが・・・。(笑)その場で食べることも出来るので、食べてみました。焼きたては皮もパリっとしていておいしかったですね〜。

(冷めてから食べたものより、焼きたての方がおいしかったので、体験してみる価値はあります!)

そして、お土産物やさんを見たりしながら、倉敷川のほとりを歩いていきます。

 子供が作ったものと私が作ったものとでは大きさが違い・・・          倉敷川のほとり

 

ただ、この日は、月曜日・・・。うちの子の小学校は土曜参観の代休で休みだったので、出かけたのですが・・・。この一帯は月曜日が定休日のお店が多くて。食事をしたり、お茶を飲んだりするのに、よさそうと思っていたお店があちらもこちらも休んでいて・・・。残念です。この界隈では有名な趣のあるレトロな喫茶「エルグレコ」は、ツタがすごいので、うちの子は開いていても入りたくないと言っていたんですけどね。(笑)

共に、定休日でした・・・レストラン「亀遊亭・喫茶「エルグレコ」

 

飲食店に加えて、月曜日は、美術館や博物館など見て回るような所もほとんどお休みだったんです。大阪でも美術館や博物館は月曜休館の所がほとんどですよね。こればかりは仕方ないんですけどね。大原美術館や、倉敷民芸館もお休みで〜。そんな中、日本郷土玩具館だけは開いていたので、ショップと無料のエリアだけを見ました。

               大原美術館                      倉敷民芸館

 

博物館や美術館、飲食店は閉まっている所が多いのですが、なんといってもココは観光地なので、お土産物屋さんなど、お店は開いています。珍しいお店もあるので、見ながらお土産を買ったり、自分達の欲しいものを買ったりして・・・。凸凹堂では、とんぼ玉の体験などもやっていたので、時間があれば体験してみてもいいかもしれませんね〜。(小学4年生以上)

        さんりお屋                凸凹堂              地酒「土手森」

 

川沿いから一歩入った通りを歩き、次は、アイビースクエアへと行ってみました。その前に、町家喫茶の「三宅商店」でお茶を飲んで休憩しようと思っていたのに・・・行ってみたら、定休日。ここのカフェはすごくよさそうだったので、入ってみたいお店の1つだっただけに、超残念。(>_<) 気を取り直して、アイビースクエアに入ってみます。アイビースクエアは、明治22年に出来た紡積の工場を再利用したホテルがあります。

                                          アイビースクエア

 

アイビースクエアには、文化施設として「アイビー学館」「倉紡記念館」「児島虎次郎記念館」「オルゴールミュゼ」もあります。それぞれに入館料がかかります。ぜひともここを見てみたい!と思うような所もなく、子供を連れて見に入るような所もなかったので、入らずに・・・。少しショップを見て、疲れたのでお茶を飲んで休憩することに!本当ならば、「三宅商店」か「エルグレコ」でお茶を飲みたかったのですが、どちらも定休日・・・結局、ここにあったレストランアイビーで休憩です。

   「児島虎次郎記念館」           「オルゴールミュゼ」         赤レンガのホテルです。

 

結局、美観地区をウロウロとしてみましたが・・・月曜定休日の所が多すぎたのと、子供が喜びそうな所がなかったので、ほんとお土産物屋さんをみて、岡山銘菓のおいしそうなものを買ったり、風情のある街並みを見て回ったという感じでした。1時間半ぐらい、ウロウロしていましたけどね。

内閣総理大臣賞受賞「きび田楽」  倉敷川に浮かぶ舟をかたどった高瀬舟羊羹 (←どちらもおいしかったです!)

 

あと、ウロウロしていて、気になったので、写真に撮ったものを紹介しておくと・・・この地区は、伝統的建造物群保存地区の為に、景観に合わせてポストもこんな形をしていました。明治四年の郵便事業創業当時と同じ型のものだそうです。もちろん、ちゃんと投函できますよ。

そして、倉敷川沿いに休憩できるように石をおいてあるのかな?と思ってみたら、そこは「倉紡製品原綿積み降ろし場跡」となっていました。

              書状集箱                    倉紡製品原綿積み降ろし場跡

  

美観地区は倉敷川沿いに広がっていて・・・昔はこの川を使って船で物資を運んでいた

そうですが、現在では「くらしき河川流し」というのがあり、小さな舟(定員5名)に乗って川面から街並みを眺めることもできます。これに乗ってみたいな(大人300円、子供150円)とおもっていたのですが・・・運行期間が3月〜11月のみ【月曜定休】になっていましたので、冬の期間は運行していなくて残念でした。

 

★ミカリンの感想★

子供を連れて行く街と言うよりも、大人が景観を楽しみながら、ゆっくり大原美術館でも見て観光をして回るのが良いでしょうね〜。風情のある街並みですから。それにしても月曜日に行ったのは失敗でした。今回、ここに行くことが目的ではなく、岡山の病院へのお見舞いの帰りに寄ったので、仕方ないんですけどね。とりあえず、「むらすずめ」の手作り体験が出来たので、まだ子供は、楽しかったようですけどね。子供が喜びそうな所が少ないので、子供づれだったら、チボリ公園に行かれる方がよいでしょうね。(この美観地区とは駅をはさんで反対側になります。)そして、帰りにお土産を買う目的ぐらいで、この美観地区に寄ってみるのがいいかもしれませんね。大阪から倉敷までは車で高速道路を利用して2時間半〜3時間ぐらいで到着します。

 

2008.3.4更新